実質収支比率

公開日 2009年03月27日

最終更新日 2009年03月27日

●実質収支比率 (平成19年度 3.6%)
     
1.
算出式  =  
実質収支

標準財政規模
 × 100 (%)
 
     
 
標準財政規模は、地方公共団体が標準的な状態で収入を得ると期待される一般財源(地方税、地方交付税等で当該地方公共団体にとって使途自由な財源)の規模を示す。
 
     
2. 指数の意味  
   実質収支(累計黒字または赤字額)の財政規標準模に対する比率。財政の健全化をはかる有力な指標とされており、累計赤字がある場合には、この比率がマイナスとなり好ましくないが、逆に高いほどよいというわけでもない。黒字額の大きさは後年度の財政調整に必要な範囲にとどめ、それ以上は行政水準の向上や住民負担の軽減に充てることが望ましいからである。この比率がマイナス20%以上になった場合には財政再建団体に転落する。通常は実質収支が標準財政規模の3~5%、歳入規模の5%程度であることが望ましいとされている。  
     
3. 解 説  
   本市の平成19年度の実質収支比率をみると、3.6%(県内11市平均3.3%)でおおむね良好とされる「3~5%」の範囲内にあるが、この指数をもって即、財政運営が好ましいとはいえない。以下の単年度収支も含めて検討する必要がある。
平成19年度の収支状況を見てみると実質収支(歳入歳出差引額「形式収支」から翌年度に繰り越すべき財源を控除した決算額)は6億7,145万円の黒字である。しかし、実質収支は前年度までの収支の累積であり当該年度の収支を見るには単年度収支(当該年度の収支より前年度の実質収支を差し引いた額)を検討することも必要である。ちなみに単年度収支額は264万3,000円となった。
さらに、実質単年度収支(当該年度に含まれている基金積立金額及び地方債繰り上げ償還金を黒字要素として単年度収支に加算し、当該年度の歳入に繰入金として含まれている基金取り崩し額を赤字要素とみなして減額した単年度収支)は、4億6,413万7,000円の赤字となっている。
本年度の実質収支、単年度収支は黒字であったものの、実質単年度収支は4億6,413万7,000円の赤字となっており、8億円もの財政調整基金の取り崩しを余儀なくされていたことから、今後、なお一層の財政運営の改善策が望まれるものである。
 
     
  県内11市の平均数値 = 3.3%  
     
 
浦添市の実質収支の推移(単位:%)
 

 

 

実質収支比率

 

 

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