【ROAD】01:内間康平さん(リオ五輪個人ロード日本代表選手)

公開日 2016年06月29日

最終更新日 2016年08月29日

内間康平さん

内間康平さん:信じて進んだ道の先に〜つかみ取った夢舞台〜

内間選手選手(近影)
リオ五輪代表
内間康平 選手

浦添市大平出身。
1988年11月8日生まれ(27歳)
沖縄そばとナーベーラーチャンプルーが大好きで力の源。
練習で疲れた時は時間を気にせずゆっくり海辺をサイクリングすることが一番の疲労回復。

ひと漕ぎひと漕ぎ 力強く前に進む

 今年3月、リオ五輪自転車ロードレース日本代表候補2枠に沖縄県勢2人が選出されるという快挙に沖縄県は歓喜に湧きました。そのうちの1人に浦添市大平出身の選手がいます。内間康平選手(27歳)。
 内間選手は現在、ブリヂストンアンカーサイクリングチームに所属し、国内外の自転車ロードレースで優勝や上位入賞を果たす国内トップ選手です。
 そんな内間選手がロードバイクに魅せられたのは、中学生の時。秀でた才能があるわけでもなく、特にスポーツをしていたわけでもない、ママチャリに乗って釣りに行くなどどこにでもいる普通の少年でした。単なる移動手段でしかなかった自転車ですが、行動範囲が広がり遠くへ行くにつれて、そのスピード感に魅了され、更なるスピード感を味わうために中学2年生の頃にロードバイクを両親に買ってもらったことが自転車ロードレースの世界に足を踏み入れるきっかけだと内間選手は語ります。

 高校進学は、自転車に取り組める環境を求めて自転車競技強豪校である沖縄県立北中城高等学校に進み主将を務めます。高校3年間練習を兼ねた自転車での通学。毎日ひたむきに自転車に取り組みました。が、出場する大会では完走ギリギリ。思うような成績が残せず、「この競技を続けていくのは正直厳しいのではないか?」と悩み、苦しんだ時期もあったと明かします。
 結果が残せない悔しさをバネに、一つ一つのトレーニングを見直し、トレーニングすることの意味や効果をコーチに指導してもらい、その努力の積み重ねにより06年全国高校総体で優勝。自身の才能を開花させます。
 高校卒業後は鹿屋体育大学に進学。大学でもインカレ優勝など華々しい活躍をし、卒業と同時にプロの世界に飛び込み、移籍などを経て、現在のチームブリヂストン・アンカーに所属します。妥協を許さず進化し続け、リオ五輪出場を勝ち取った内間選手。プロの世界でも日本のホープとして活躍していますが「今があるのは高校生の時の悔しさがあったからこそ」と内間選手は振り返ります。
 

後輩の皆さんと
 

 また内間選手はこう続けます。
「普通の少年だった僕のように、誰にでもチャンスを掴む可能性はあると思います。大事なのは日々の練習や努力には意味があり、やっていることを理解し最大限の効果を出していくことが大事。子どもの力だけでは限界がある。そこを導きサポートしてあげるのが大人の役目だと思います」と経験に裏打ちされた言葉をスポーツに励む子どもたちに向けて発します。

 内間選手にロードレースの魅力と見どころを聞くと「ロードレースは1人で走っているように見えて実はチーム戦なんです」と話し始めます。1チーム6〜8人編成、人と人との駆け引きであり、風との戦い。勝負は風による体力の消耗をいかに少なくするかが鍵であり、そのために他チームの選手の後ろについて風の抵抗を抑えるなど、「終始頭を使って駆け引きするところが面白いんです」と魅力を語ります。

 これまでの努力と結果が認められた内間選手。リオ五輪出場決定について「五輪代表になることはそう簡単なことではない。選ばれたことは素直にうれしい。本番に向けてしっかりと調整し、チームとしてリオ五輪に臨みたい」と笑顔を見せ力強く抱負を語ると共に「実は五輪は最終目標ではないんです。最大の目標はロードレースの最高峰、ヨーロッパチャンピオンになること」と話してくれました。
 高みを目指す道がある限り、力強くペダルを漕ぐ彼の脚は止まらない。リオ五輪はじめ今後の内間選手の活躍に目が離せません。
 

母・啓子さんの思い

内間啓子さん 多くの激励会などを開催してもらっていますが、正直、信じられない思いです。
 自分の息子がオリンピックと言う大舞台に立つことは、とても嬉しいです。
 リオで代表は難しいと思っていたので、次の東京オリンピックで代表になれたらいいなという思いでした。
 今まではオリンピックはテレビで観るもので、身近な人が出場できるものではないと思っていました。
 しかし、息子が出場すると伝えられると、少し身近に感じました。

 

 

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