ウナギの大型化した「大ウナギ」ではなく、全く別の種です。全長が2mくらいにもなる、茶褐色のウナギで、県内各地に生息します。
河川の中流域や湖の底に穴を掘ってすみ、魚類、エビ類、カエル類などを食べます。海域で産卵する通し回遊魚(説明はこちら)です。幼体は夏に河川に溯上してくることが知られています。
いわゆるウナギとこの種が同じ河川に生息する所では、ウナギが河口から下流部に生息し、この種が中上流部に生息するとされています。
参考文献:川那部浩哉・水野信彦,
1989. 日本の淡水魚. 山と渓谷社, 東京, 720pp.
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