自然観察へ行こう

自然観察へ行こう。

自然観察に行くとき便利な情報

チョウ早見表

浦添市内で見られる主なチョウの種類を調べるのに便利な早見表です。

カタツムリ早見表

浦添市内で見られる主なカタツムリの種類を調べるのに便利な早見表です。

水生動物早見表

浦添市内の水辺で見られる主な水生動物の種類を調べるのに便利な早見表です。

木の早見表

浦添市内で見られる主な木の種類を調べるのに便利な早見表です。

指標生物による
水質判定

水生動物から水質を調べる方法です。やり方を覚えて、沖縄の川で水質を調べてみよう。

多様度指数とは？

生物の群集の豊かさを表す、多様度指数とはどんなものでしょうか？　ここで、勉強してみましょう。

ペットボトルで
透視度計を作ろう

透視度計とは、水がどれくらい濁っているのか簡単に調べる道具です。ペットボトルで自作して川の濁り具合を調べよう。

自然観察へ行くとき、気をつける事

観察へ行くときには家族などへ行き先を必ず告げましょう。
観察へは１人では行かず、必ず2人以上で行きましょう。
夏などの暑い時期には、必ず帽子と飲み物を持って行きましょう。
藪（やぶ）や草むら、茂みの中など見通しの悪い場所へは、なるべく入らないように心掛けましょう。入る場合には、長袖・長ズボン・長靴などを着用し、ハブ・ハチなどの毒のある動物に十分注意しましょう。
むやみに動物に触らないように心掛けましょう。大型のカニ・ヤドカリ、毒蛇、ハチ、毛虫などはとくに注意し、手を出さないようにしましょう。
植物の中にはとげがあったり、肌がかぶれる種類があります。植物観察の際は、十分に注意しましょう。

参考となる本

自然観察

南の島の自然観察 1991 / 土屋誠・宮城康一ほか / 東海大学出版会

沖縄に特化した自然観察ガイドブック。解説のみではなく、「○○を調べてみよう」という課題を提起する形になっている。

植物

沖縄植物野外活用図鑑１～10巻 1979 / 池原直樹 / 新星図書出版	琉球列島のよくみかける植物が載っている。大きな写真で、たくさんの種を紹介している。
琉球弧野山の花 1999 / 大野照好 / 南方新社	奄美大島の植物を中心とした図鑑ですが、沖縄でみられる種も多く、値段の割に掲載種数が多く、初心者にはおすすめ。
世界の植物全15巻 1997 / 山田恒史 / 朝日新聞社	世界の植物について幅広い分野の話が読める。また、写真がきれいで、見ているだけでも楽しい本。
検索入門野草図鑑 1～8 1984-85 / 長田武正・長田喜美子 / 保育社	野草の見分け方がわかりやすく書かれている。
沖縄教材植物図鑑路傍の草木 1984 / 仲真良英 / 沖縄時事出版	身近にある植物を中心に紹介している。
沖縄の都市緑化植物図鑑 1997 / （財）海洋博覧会記念公園管理財団編 / 沖縄出版	沖縄の街路樹や生け垣などの植物を載せている図鑑。
シリーズ沖縄の自然27 木の実・木のたね 1983 / 澤岻安喜 / 新星図書出版	沖縄に自生する115種の樹木のたねが取り扱われている。
ビジュアル園芸・植物用語事典 1999 / 土橋豊 / 家の光協会	園芸や植物に関する専門用語がわかりやすく解説されている本。

動物全般

日本動物大百科第1～10巻 1996-98 / 日高敏隆 / 平凡社	日本に生息する動物の図鑑。哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、魚類、無脊椎動物、昆虫の各分類群について書かれている。また、各種についての比較的新しい知見が、詳しく載っている。読み物としてもおもしろい。
外来種ハンドブック 2002 / 日本生態学会編、村上興正・鷲谷いづみ監修 / （株）地人書館	外来種問題の現状を詳しく解説しているハンドブック。
沖縄の帰化動物 1997 / 嵩原建二ほか / 沖縄出版	沖縄でみられる帰化動物について書かれている本。写真が多く読みやすい。
沖縄の危険生物 1988 / 諸喜田茂充編著 / 沖縄出版	沖縄に生息している危険な生物について解説している本。

哺乳類

日本の哺乳類 1994 / 阿部永ほか / 東海大学出版会	日本の哺乳類について詳しく書かれた図鑑。
ニッポン里山探検隊シリーズ2 コウモリ観察ブック 2002 / 熊谷さとし / 人類文化社	日本に生息するコウモリの図鑑で、写真やイラストが多く、観察方法についても書かれている。持ち運びに便利なポケットサイズ。

鳥類

沖縄の野鳥 2002 / 沖縄野鳥研究会編 / 新報出版	沖縄でみられる鳥の図鑑。県内でみられる場所や時期などが詳しく書いてある。持ち運びに便利なポケットサイズ。
フィールドガイド日本の野鳥 1982 / 高野伸二 / 日本野鳥の会	原色イラストで書かれているので、入門編として適している。増補版2003年がお勧め。持ち運びに便利なポケットサイズ。
決定版日本の野鳥590 2000 / 真木公造・大西敏一 / 平凡社	掲載種が多く、写真が綺麗な図鑑。持ち運びに便利なポケットサイズ。
沖縄県の探鳥地ガイド～バードウォッチングにいってみよう～ 1999 / 沖縄県立博物館編 / 東洋企画印刷	沖縄県内の探鳥地についてわかりやすく解説しているガイドブック。

両生・爬虫類

山渓ハンディ図鑑9　日本のカエル＋サンショウウオ類 2002 / 松橋利光・奥山風太郎山と渓谷社	日本産のカエル全43種を網羅した図鑑。サンショウウオ類も併録している。持ち運びに便利なポケットサイズ。
小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類 2004 / 松井正文・疋田努・太田英利 / 小学館	子供向け図鑑のシリーズではあるが、内容的には大人も十分に満足できるものとなっている。また、カエルなどの鳴き声CDも付属している。

昆虫類

沖縄昆虫野外図鑑　第1～7巻 1987 / 東清二 / 沖縄出版

沖縄の代表的な昆虫を写真で紹介している図鑑。

魚類

山渓カラー名鑑　日本の淡水魚 1989 / 川那部浩哉・水野信彦 / 山と渓谷社山渓カラー名鑑　日本の海水魚 1997 / 岡村収・尼岡邦夫 / 山と渓谷社	生態写真・標本写真を多用して、各種の特徴や生態について詳しく解説している図鑑。
決定版　日本のハゼ 2004 / 鈴木寿之・渋川浩一・矢野維幾 / 平凡社	日本のハゼ類について詳しく紹介した図鑑。写真も数多く、見応えがある一冊。持運びに便利なポケットサイズ。
とっておきの話　沖縄の川魚 1991 / 幸地良仁 / 沖縄出版	川魚をとおして、沖縄の特異性がよくわかる本。

貝類

沖縄の海の貝、陸の貝 1995 / 久保弘文ほか / 沖縄出版	海と陸の主な貝類が紹介され、分類群ごとに生態の説明がされている。
日本近海産貝類図鑑 2000 / 奥谷喬司編著 / 東海大学出版会	海から汽水域に生息する貝の多くの種の写真と特徴が書かれ、名前を調べるときに便利。
日本産淡水貝類図鑑2 2004 / 増田修・内山りゅう / 株式会社ピーシーズ	シリーズ２の本書は、日本各地でみられる淡水貝類を、写真で詳しく紹介している図鑑。（註：シリーズ１では琵琶湖・淀川産の淡水貝類のみを紹介している）