裁判員制度はスタートから10年以上が経過し、令和2年12月までに約10万人の方が裁判員・補充裁判員として裁判に参加されています。

〈裁判員候補者名簿ができるまで〉
裁判員候補名簿は、市区町村の選挙管理委員会が選挙人名簿からくじで無作為抽出した名簿を基に、全国の地方裁判所にて作成します。
名簿に登録される人数は予想される裁判員裁判対象事件の数などによって毎年変動しますが、令和4年の名簿に登録されている人数は全国で約23万3000人です。(選挙人名簿登録者全体に占める割合は約453人に1人)

〈裁判員候補者名簿記載通知について〉
令和4年の裁判員候補者名簿に登録された方には、本年11月中旬に名簿に登録されたことの通知（名簿記載通知）が送られてきます。※令和4年1月1日時点で20歳以上の方に限ります。
この通知は来年2月ごろからの約1年間に裁判所に出向き、裁判員に選ばれる可能性がある事を事前に知らせるもので、この段階ではまだ具体的な事件に裁判員候補に選ばれたわけではありませんので、すぐに裁判所へ行く必要はありません。※実際に裁判所へ行く必要があるときは、別途お知らせがきます。
名簿記載通知と一緒に調査票が送られてきますが、この調査票は裁判員候補者の方の事情を早期に把握し、負担を軽減するためのものです。
またこの調査票で辞退を申し出なかった場合でも、裁判員候補者に選ばれた際に送られてくる質問票や、選任手続きの際に辞退を申し出することも可能です。

裁判員制度～まもなく名簿記載通知を発送します！

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