☆南米からのおたより☆10月号【ブラジル】

記事番号: 1-14458

公開日 2025年10月29日

今の音楽、昔の芸術

 

2024年度南米移住者子弟研修生

當間 ベアトリス マユミ(ブラジル)


みなさん、こんにちは! お元気ですか? もうすぐ今年も終わりますね。

まだここで話していませんでしたが、最近また日本語の勉強を始めました! 先生はとても楽しくて、授業も明るい雰囲気です。やっぱり毎日日本語を使わないと、すぐに忘れてしまいますね。週に一回しかクラスを受けられませんが、いい練習になっています。

最近は日本の映画やドラマもよく見るようにしています。最近「グラスハート」という佐藤健さんが出ているドラマを見ました。音楽が好きな人にとてもおすすめです。ストーリーも歌もすごくよかったです。演技もとてもよくて、俳優たちの努力がよく伝わります。

最近は宇多田ヒカルさんの曲もよく聞いています。最近は新しいアルバムを出していませんが、シングルを少しずつ出しています。「BAD モード」というアルバムをよく聞いています。彼女はいつも新しいスタイルに挑戦していて、本当にすごいと思います。

もう一人、最近よく聞いているアーティストは藤井風さんです。最近、英語のアルバム「Prema」を出しました。何回か聞きましたが、やっぱり一番好きなのは「HELP EVER HURT NEVER」です。彼のTiny Desk(※1)のライブを見るのが好きです。彼はライブで聞くともっとすばらしいです。

※1 「タイニー・デスク・コンサート」というネット動画式コンサートシリーズのことです。

Tiny Deskといえば、ブラジルで初めてのTiny Deskにジョアンゴメス(João Gomes)という歌手が出ています。彼はブラジルの北東地方のリズムを持つ新しい歌手で、今とても人気が出ています。今のブラジルの音楽を知るいいチャンスだと思います。もし好きなら、「Dominguinho」という彼のすてきなプロジェクトもあります。

それから、私は「うりずん会(※2)」で2026年の研修生の選考を手伝う会議にも参加しています。でも正直なところ、ここ数か月は仕事がとても忙しかったです。9月25日~27日に行われた「フェスティバル・アークィボー・エーバートー(※3)」の準備をしていたからです。フェスティバルの目的は、サンパウロ市立文書館の活動をより広く発信する機会とすることです。そのために、私たちはワークショップ、講演会、ライブ、マーケットなど、記憶と歴史の保存をテーマにしたさまざまなイベントを企画していました。私の部署がそのフェスティバルを担当していたので、残業も多く、本当に大変でした。でも、最後にはうまくいって、とても有意義なイベントになりました。ポルトガル語の内容ですが、もしご興味があれば、私が作成したホームページで全てのプログラムをご覧いただけます。

※2 「ブラジル沖縄県留学生研修生同窓会」のことです。
※3 Festival Arquivo Aberto: 意訳は「オープン・アーカイブ・フェスティバル」、サンパウロ市文書館に保管している歴史的文化や芸術や音楽を公開して披露する祭りのことです。


 

 
2025年「フェスティバル・アークィボー・エーバートー」の写真
 

今このおたよりを書いているとき、仕事から短い休みに入っています。今回は旅行の予定を立てず、ゆっくり休むことにしました。また、ピラティスを始めたので、とても楽しいです!
 

みなさんも元気で過ごしていますように。また12月に会いましょう!

このページについてお聞かせください

Topへ