記事番号: 1-14583
公開日 2025年12月03日
オキナンピアーダスとアレキパ市の旅行
2024年度南米移住者子弟研修生
高群 儀武 ヒメナ ニケラ(ペルー)
こんにちは、ヒメナです。
11月はエネルギーにあふれ、コミュニティの温かさを感じ、少し旅行もした月でした。ここ数週間のハイライトは、AOP(ペルー沖縄県人会)で開催された待ちに待ったイベント「オキナンピアーダス2025」でした。また、アレキパ市にも短い旅行に出かけ、シジャール・ルートやカンピーニャス・ツアーを訪れました。

ヤマ(ラマ)🦙と一緒に
今年のオキナンピアーダスには、AOPにたくさんの参加者と応援の方々が集まりました。いつものように、会場は活気に満ち、チームワーク、笑い声、そしてフレンドリーな競争があふれていました。家族やさまざまな世代の人たちが同じ場所で応援し合い、一緒に楽しい時間を過ごしている光景はとても美しかったです。

ペルー浦添同志会のオキナンピアーダスでの集合写真
今回の開催は、私にとって特別な意味を持っていました。沖縄での時間を経て帰国した今、このようなイベントは、私たちのコミュニティが伝統を力強く守り続けていることを改めて実感させてくれます。沖縄の精神――努力、喜び、そして結束――は、どの瞬間にも感じられました。
オキナンピアーダスでの浦添同志会の店舗(上)と展示物(下)
月の中頃には短い休暇をとってアレキパへ行くことができました。息抜きをし、新しいことを見て学ぶのにぴったりの機会でした。
シジャールの採掘場を訪ねることは今回の旅行のハイライトの一つでした。
巨大な石壁を目にし、象徴的な白い火山岩の「シジャール」がどのように切り出されているのかを知ることができたて、アレキパの独特な建築に対する新たな理解と魅力を改めて感じました。青い空、白い渓谷、あらゆる印象的な質感が広がる風景は本当に見事でした。

シジャールの採掘場
また、「カンピーニャス・ツアー」にも参加し、展望台や古い邸宅、農地、緑豊かな谷などを訪れました。11月の慌ただしさとは対照的で、静かで心が洗われるような時間でした。

アレキパから見えるミスティ火山との家族写真
これが最後のおたよりになりますが、毎月読んでくださった皆さんに心から感謝を伝えたいと思います。
浦添市での経験を共有できたことは本当に特別なことでした。スポーツ、踊り、音楽、そして出会った人々を通じて、自分の沖縄のルーツや曾祖父母の歴史を改めて感じることができた場所です。
またすぐに戻ってきて、この温かいコミュニティと共に学び、つながり、成長を続けられたらと思っています。
読んでくださり、そしてこの旅に寄り添ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ヒメナ
