☆南米からのおたより☆2月号【ブラジル】

記事番号: 1-15005

公開日 2026年03月12日

ブラジルに帰国してからの生活

 

2025年度南米移住者子弟研修生

勢理客 宮城 フェルナンダ(ブラジル)

 

皆さん、こんにちは!
(少し遅くなりましたが)ハッピーホリデー!あけましておめでとうございます!

 

ブラジルに帰ってきてから、もう2か月が経ちました。正直なところ、それが長いのか短いのか自分でもよく分かりません。この期間、本当にいろいろなことが起きたので、長かったような、あっという間だったような、そんな不思議な気持ちです。

 

まずは、年末年始のことからお話しします。ブラジルでは、クリスマスと大晦日を家族や友人と祝います。今年のクリスマスは特に特別で、沖縄での経験や学んだことを家族に話すことができました。三線で習った曲も演奏しました。とても感動的な時間で、というのも、亡くなった大叔父は、毎年クリスマスや年越しの集まりでBGMとして沖縄の音楽をいつも流していたからです。

 

ブラジルの新年は、私にとってクリスマスと大きくは変わりません。ただ一つ大きな違いがあるとすれば、新しい年を良い形で迎えるための「おまじない」のような習慣です。例えば、海にいる場合は7つの波を飛び越えたり、新年に願うことによって服の色を変えたりします。平和を願うなら「白」、お金なら「黄色」、恋愛なら「赤」など、といった具合です。


母のいとこの家でのクリスマスディナー

 

12月と1月は少し大変な月でした。主に、ブラジルでの生活に再び慣れようとしていたからです。仕事に戻るのは決して簡単ではありませんでした。4か月しか離れていなかったのに、その間に会社では多くの変化がありました。辞めた人もいれば、新しく入ってきた人もいて、新しいチーム・係もでき、業務内容も変わりました。最初は圧倒され、「置いていかれた」ように感じて、正直つらかったです。幸いなことに、新しいチームの皆さんはとても理解があり、支えてくれる素晴らしい人たちで、短期間で仕事仲間だけではなく、個人的な友達にもなりました。



チームメンバーとのハッピーアワー(飲み会)

 

仕事での忙しさはありましたが、友人たちとも会う時間を作り、お互いの近況について話しました。毎週違うレストランやカフェに集まり、新しい場所を楽しみながらゆっくり話すようにしていました。サンパウロはさまざまな文化背景を持つ人々が集まる街なので、食べ物の選択肢もとても多いです。

 

最近初めて挑戦した中で、特に印象的だったのはネパール料理です。沖縄にいるとき、ネパール料理やインド料理のレストランをよく見かけましたが、結局行くことができませんでした。そのため、家の近くに新しいネパール料理店がオープンしたと聞いたとき、ぜひ行ってみたいと思いました。

 

そのお店はストリートフードが有名で、私は「パニプリ」を注文してみました(下の写真)。丸く揚げたサクサクの生地の中にマッシュポテトが入っていて、そこにスパイスの効いたソースや甘いチャツネを入れて食べます。とてもおいしくて、今まで一度にこんなにたくさんの味を感じたことはありませんでした。




 

パ二プリ!



今年は友人たちと一緒に、2026年の目標を書き出すことにしました。その中で、すでに達成できた目標の一つが、エイサーを続けることです。沖縄でのプログラムの中でも、特に印象に残った活動の一つだったので、「琉球國祭り太鼓」に参加することにしました。まだ始めて1か月ですが、練習をとても楽しんでいます。基本の動きを覚えながら振り付けについていくのは大変ですが、少しずつ上達していると感じることができ、とてもやりがいがあります。

 

2026年の目標ボード作り

 

沖縄県人会でのエイサー練習

 

また、茨城県人会の書道教室も1月から再開しました。ブラジルに戻ってから、より難しい漢字に挑戦するのがとても楽しいです。授業は月に2回で、1回4時間のクラスなので、途中で休憩を取り、お茶やお菓子を食べながら少しリラックスします。その時間は、沖縄で大城先生や生徒の皆さんとお茶を飲みながらお話しした時間を思い出します。

 

 
 

書道の練習に戻ったところ



そして最後に、2月はブラジル人にとってとても大切な月です。カーニバル(※1)があるからです。ブラジル最大のお祭りで、4〜5日間続きます。この期間、街では同時にいくつものパレードが行われ、サンバ、ポップ、エレクトロニック、MPB(※2)、さらにはK-POPなど、さまざまな音楽が流れます。人々が仮装をして飲んだり踊ったりするのはとても普通の光景です。何千人もの人が集まるので混乱することもありますが、音楽とお祭りがブラジルの人々をひとつにする姿は本当に美しいです。



 

サンパウロのカーニバル

 

この2か月半は本当に忙しくて濃い時間でしたが、どの瞬間も楽しんでいます。沖縄と沖縄のみんなが恋しいし、またいつか戻る時が待ち遠しいです。

 

またお会いしましょう!

 

フェルナンダ



※1:通常2月または3月に行われるブラジルの祭り・パレード。
※2:1960年代に生まれた音楽ジャンルで、サンバなどのブラジルの伝統音楽にジャズやロック、地域音楽を融合させたもの。

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