記事番号: 1-15193
公開日 2026年04月02日
令和8年2月8日執行の第51回衆議院議員総選挙及び第27回最高裁判
所裁判官国民審査について、6件事務のミスがありました。有権者の皆
様方には、選挙の信頼を揺るがす事態を招き、ご不安とご迷惑をおかけ
したことに対して、深くお詫びいたします。選挙事務従事者に対しより
一層の指導を行うとともに、再発防止に努めてまいります。
浦添市選挙管理委員会 委員長 安和 良昭
1.令和7年7月参議院議員選挙の投票用紙1枚集計もれ
【概要】
第51回衆議院議員総選挙及び第27回最高裁判所裁判官国民審査の準備と
して、令和7年7月参議院議員選挙の開票作業で使用したイチゴパック
(投票用紙を分類する容器)を再利用するため政党名や候補者名が記載
されている紙をはがす作業を令和8年1月31日(土)に行っていた。その
結果1つのイチゴパックから1票集計漏れの比例代表投票用紙が発見さ
れた。結果として、当該投票用紙1票について、開票結果に含めることが
できなかった。
【原因】
イチゴパックを片付ける際、イチゴパックの中に投票用紙がないことの
確認が不十分であったことが原因と考えられる。
【再発防止】
開票事務のマニュアルに、イチゴパックを片付ける際は、中身がないこ
との確認することを記載し、同内容を徹底していく。
イチゴパックを扱う各係は、イチゴパックを片付ける際に、2名以上で
中身がないことの確認を十分に行うことを徹底していく。
2.選挙公報配達遅れ
【概要】
委託業者において、浦添市内の約150世帯に本来2区の選挙公報を配布す
べきところ、1区の選挙公報を配布した。当該約150世帯に後日再配達を
行った。全体として、本来2月6日金曜日までに配達すべきところ、2月
7日土曜日の午前中まで配達がかかった。
【原因】
受託している事業者が想定していた配布日数より、実際の配布期間が短
かったことが原因と考えられる。
【再発防止】
公報配布スケジュールの打ち合わせを受注業者と細かく行い、期限まで
に配布が完了することを徹底する。
3.記載台の氏名掲示ミス
【概要】
2月8日(日)の選挙期日の第3投票所である牧港こども園で、投票開
始時刻の7時から約1時間比例代表の氏名掲示の1区画のみ小選挙区の
氏名掲示が貼られていた。選挙管理委員会事務局では、小選挙区の氏名
掲示はアサギ色の模造紙に候補者名を印刷しており、比例代表は、桃色
の模造紙に政党名を印刷している。しかし、1枚だけ桃色の模造紙に小
選挙区の候補者名の印刷があることに投票事務従事者が気付き、正式な
ものに張り替えた。投票所からの報告ではこの記載台の区画を使った選
挙人は少なかった。電話報告を受けたのは、午前8時53分。
【原因】
比例代表の桃色の模造紙に小選挙区の候補者名の印刷をしてしまったこと。
【再発防止】
氏名掲示物に使用する用紙の色を間違わない。また、氏名掲示物を投票
用紙記載台に張り付ける際は、その投票区分に合った掲示内容になって
いるかの確認を2名以上で行うなどチェック体制を強化していく。
4.投票用紙の交付誤り
【概要】
衆議院議員総選挙の比例代表の投票用紙1枚を女性の選挙人1名に交付
できなかった可能性がある。
通常、比例代表の投票用紙を交付した際は、投票入場券の「比」に〇を
記入することで、選挙人に投票用紙を渡したことを確認している。該当
する選挙人だと思われる選挙人の投票入場券を確認したところ、「比」
に直接〇が記入されてなかった。また、投票結果を確認すると、小選挙
区では女性771人に投票用紙を交付しているが、比例代表では770人に投
票用紙の交付を行っていた。
【原因】
投票所が混雑した場合の選挙人誘導が不十分であったことが原因と考え
られる。
【再発防止】
次回以降の選挙では事務従事者に対面での選挙事務説明会を行うととも
に、投票事務のマニュアルどおりの事務を徹底していく。
また、小選挙区、比例代表、国民審査までの投票の流れがスムーズに行え
るよう、各係の連携を十分取るとともに、投票所内が混んだ場合の場内整
理を徹底していく。
5.不在者投票者数の誤り
【概要】
衆議院議員総選挙の不在者投票に関する調書に誤りがあった。
2月8日(日)の午後8時に、不在者投票の処理を行う浦添小学校において、
不在者投票数を175人で計上していた。しかし、不在者投票を行った男女の内
訳が受付名簿と合わないことを調べるために時間を要してしまった。原因を解
消した後に、開票所で訂正した不在者投票に関する調書を浦添小学校の事務担
当に渡したが、その数を反映させた投票録の修正と不在者投票に関する調書の
差し替えがされなかった。
結果として、不在者投票数を176人とするべきところ、175人と計上してしまった。
【原因】
不在者投票の修正があったことを、正しく事務担当に伝えることができなかっ
たことが原因と考えられる。
【再発防止】
投票関係に関する調書の変更があった場合は、正確にその投票所の事務担当
に伝えるとともに、開票の事務担当に修正した数字を伝えることで、開票所
でも数字のダブルチェックを行っていく。
6.投票済入場券の紛失
【概要】
衆議院議員総選挙、第1投票所である浦添小学校の投票済入場券男50枚、女
50枚、合計100枚を紛失したことに2月16日(月)気づいた。
浦添小学校の小選挙区の投票者数は男1,040人、女1,041人、合計2,081人であ
る。確認が取れている入場券は男990枚、女991枚であり、男50枚、女50枚、
合計100枚が不足している。投票済入場券がありそうな場所を探したが、見つ
かっていない。
【原因】
投票済入場券を数えることと返却及び受け取りに関する投票事務のマニュアル
及び周知が不十分であったため、投票入場券の紛失が発生したと考えられる。
【再発防止】
次回以降の選挙において、投票事務マニュアル及び投票事務従事者説明会にて、
投票事務従事者に対し、最終的な投票済入場券の枚数を数えて、確認した後に、
チャック付きのバッグ等で選挙管理委員会まで送付すること及び選挙管理委員
会の確認を徹底する。
