☆南米からのおたより☆4月号【ブラジル】

記事番号: 1-15373

公開日 2026年05月22日

ブラジルでの一年の始まり

 

2025年度南米移住者子弟研修生

勢理客 宮城 フェルナンダ(ブラジル)

 

ブラジルでの一年の始まり


みなさん、こんにちは。お元気ですか。お久しぶりです。

 

ブラジルには「一年はカーニバルの後に始まる」という言葉があるのをご存じですか。これは、カーニバルが終わってからようやく仕事や日常生活が本格的に動き始める、という意味です。それまでは、まだ休暇気分が続いているような感覚です。今年はカーニバルが2月中旬に行われたため、3月にはすっかりいつもの忙しい日常に戻りました。

 

3月は浦添市郷友会にとってとても大切な月で、新年会が開催されます。そのため、カーニバルが終わると同時にイベント準備に取りかかりました。大変な時期ではありましたが、歴代研修生の皆さんの支えやアドバイスのおかげで乗り越えることができました。

 

新年会では、三線や琉舞を披露しました。三線の演奏では、2019年研修生の沢岻カロリーナさんと一緒に、沖縄で学んだ「安波節」、「てぃんさぐぬ花」、「安里屋ユンタ」の3曲を披露しました。浦添での研修の際に使用していた楽譜と少し異なっていたため、最初は演奏スタイルやリズムを合わせるのに苦戦しました。


舞踊については、「鳩間節」を選んだのが私一人だったため、基本的には一人で練習しましたが、2019年研修生のカロリーナさん、2014年研修生の大城ブルーナさん、そして2015年研修生であるいとこの山田ジェシカが、振付の確認やタイミングの調整を手伝ってくれました。

 

   

マユミさん(左)とカロリーナさん(右)との三線練習


当日は、準備のために早めに会場へ行きました。少しだけ踊りの練習をした後、すぐに楽屋へ向かい、着付けとメイクを行いました。琉球舞踊の伊豆ジュリアナ先生のおかげで、舞台映えする素敵な仕上がりになりました。

 

本番前の最後のリハーサル

 

   

伊豆先生によるメイクの様子(左)と完成した姿(右)

 

浦添新年会での三線演奏


本番は無事に終わり、一日が終わるころには疲れもありましたが、沖縄で学んだことを披露できたことに大きな喜びと達成感を感じました。今回の経験を通して、今後もこうしたイベントへの参加を続けたいという気持ちがさらに強くなりました。

 

歴代研修生の皆さんとイベントの締めくくり


新年会が終わった後には、もう一つ大きなイベントがありました。それは音楽フェスティバルです。ブラジルには「ロラパルーザ」という有名なイベントがあり、国内最大級の音楽フェスの一つで、金曜日から日曜日までの3日間開催されます。世界中からアーティストが集まり、サブリナ・カーペンターやKATSEYE、ロードなど、多彩なアーティストが出演しました。

 

ロラパルーザ2日目、会場入口での記念写真


音楽フェスに参加するのは今回が初めてだったので、人の多さや暑さに少し驚きましたが、とても楽しい経験でした。1日の中でさまざまなジャンルの音楽を楽しめるのが魅力で、ロックバンドに合わせてヘッドバンキングしながら盛り上がっていると思えば、次のポップ音楽では楽しく皆で踊ったり、演奏の合間には芝生で友人とのんびり過ごしたりしました。

 

   

会場の様子。人が多くてステージが見えにくいこともありましたが、とても楽しい時間でした。

 

フェスティバル最終日を楽しんでいる様子

 

最後に、4月の初めに茨城県人会の書道の先生方から、10月に作品展が開催されるというお知らせがありました。各生徒が自分の作品を出展する予定です。まだ書道を始めてそれほど長くはありませんが、挑戦してみることにしました。あと6か月ありますが、どのような言葉を選ぶか、じっくり考えているところです。沖縄で学んだことを表現できる作品にしたいと思っています。

 

   

先生方が作品の例を紹介してくださっている様子

 

次回のオタヨリでも近況をご報告できればと思います。
それでは、またお会いしましょう。

 

フェルナンダ

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