☆南米からのおたより☆6月号【ブラジル】

記事番号: 1-15542

公開日 2026年07月28日

フェスタ・ジュニーナ、ワールドカップ、そしてウリズン懇親会!

 

2025年度南米移住者子弟研修生

勢理客 宮城 フェルナンダ(ブラジル)

 

みなさん、こんにちは。お元気ですか。

 

気がつけば、もう一年の半分が過ぎました。昨年の今ごろは沖縄へ行く準備をしていたことを思い出します。本当に時間が過ぎるのはあっという間ですね。

 

年の初めと同じように、6月もとても忙しい時期です。今年は特にさまざまな行事がありました。

 

南半球のブラジルでは、6月になると冬が近づいてきます。そして、この時期に行われるのが「フェスタ・ジュニーナ」です。フェスタ・ジュニーナは6月に開催されるお祭りで、地域によっては7月初旬まで続くこともあります。

 

このお祭りは、もともとヨーロッパで夏至を祝う行事として始まり、その後カトリック教会によって聖人を祝う祭りとして取り入れられました。ブラジルに伝わった後は、特に北東部や農村地域の文化と結びつき、現在のフェスタ・ジュニーナへと発展しました。

 

私にとってフェスタ・ジュニーナは、日本の祭りによく似ています。教会や学校、クラブ、文化協会などで開催され、多くの人が集まる大きなイベントです。会場には色とりどりの紙の旗や提灯のような飾りが並び、ゲームや踊り、そしてたくさんの食べ物を楽しむことができます。

 

また、このお祭りはブラジルの農村文化と深く結びついているため、チェック柄のシャツやジーンズ、ブーツ、麦わら帽子を身につける人が多く見られます。そして日本の祭りの屋台のように、パソッカ、パモーニャ、焼きとうもろこし、串焼き、ケンタォンなどの食べ物を販売する屋台もたくさん並びます。

 

パソッカ:砕いたピーナッツに砂糖と塩を加えて作る、ブラジルの伝統的なお菓子

 

パモーニャ:とうもろこしのペーストにココナッツミルクを加え、とうもろこしの皮で包んで茹でた料理。甘いものと塩味のものがあり、中国の粽(ちまき)やメキシコのタマルに似ています。

 

ケンタォン:カシャッサ(サトウキビから作られる蒸留酒)に生姜、シナモン、クローブ、砂糖を加えて作る温かい飲み物

 

私が子どものころは、学校で毎年フェスタ・ジュニーナが開催されていたので、この時期になるとたくさんの懐かしい思い出がよみがえります。

 

琉球國祭り太鼓のみんなとフェスタ・ジュニーナ祝いパーティー!

 

そして、今年は特別な年でもあります。なぜならワールドカップ開催の年でもあるからです!

 

普段サッカーを見ない人や、ルールをあまり知らない人でも、4年に一度のワールドカップになると、みんなでブラジル代表を応援します。ブラジルではワールドカップがとても重要なイベントなので、試合の時間によっては、会社が社員に観戦のための時間を与えることもあります。今年こそブラジルが6度目の優勝を果たしてくれることを、みんなが願っています。

            

 

            

友人たちとバーや家に集まり、一緒に試合を観戦を観戦しました。

 

話が変わって、6月7日には、ブラジル沖縄県費・市町村派遣研修生OB・OG会「ウリズン」が主催する「第17回ウリズン懇親会」が開催されました。このイベントでは、沖縄のさまざまな研修制度や留学制度について、元研修生が体験を紹介します。

 

私も北中城村と東村の研修生の皆さんと一緒に登壇し、研修中の経験についてお話ししました。沖縄での日常生活や活動内容、そして学んだことについて紹介しました。

            

            ウリズン会長の田久ルーカスさんによる沖縄の留学・研修制度の紹介。

 

また、イベントの最後には、他の元研修生の皆さんと一緒に三線で「安里屋ユンタ」「安波節」「島人ぬ宝」を演奏しました。
 

  

三線演奏でイベントを締めくくる様子
 

沖縄で出会った友人たちと再会できたことに加え、県費留学やJICAなど、ほかの留学・研修制度について知ることもでき、とても有意義な時間となりました。

 

  

イベント参加者による集合写真

 

次回のお便りでは、「沖縄フェスティバル」とその準備についてお話ししたいと思います。

 

それでは、また次回お会いしましょう!

 

フェルナンダ

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