【特集】健やかな成長を願う親の気持ち(28.4)

記事番号: 1-454

公開日 2018年04月05日

更新日 2018年04月05日

沖縄県内で麻しん(はしか)の感染が広がっています。麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、マスクを着用していても麻しん患者と接触した(同一空間を共有した)方は感染するリスクが高まります。

麻しん・風しんは予防接種で予防できる病気です。流行の防止には95%以上の接種率が必要になります。

浦添市では2年前の広報誌で、風しん・麻しん(はしか)の怖さ、予防接種の大切さを特集しています。感染拡大をさせないためにも今一度ご覧いただければと思います。



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 親になって一番最初に願うことは、我が子が病気をせずに健やかに育って欲しいということ。そのためには、身の回りの世話をすることはもちろん、親としてできるだけのことをしてあげたい。

 予防接種も親から子への愛情ではないだろうか。

 



子どもの健やかな成長に必要な「予防接種」



健やかな成長を願う



 我が家に子どもが誕生した時の喜びは何にもかえ難い。そして初めて抱っこし温もりを感じた時、親としての自覚が芽生え、こう思う。「この子が大きくなるまでは、何があっても自分たちで守るんだ」と。そんな親の愛情を一身に受けて、子どもは成長をしていく。

 予防接種は我が子の健やかな成長を願う親の愛情の一つであり、子どもを病気から守ることにつながります。

 



子ども(赤ちゃん)の抵抗力(免疫)



赤ちゃんは、母親の胎内にいる時は胎盤を通して、ウイルス観戦に対する抵抗力(免疫)を母親からもらっています。産まれた後は、母親の母乳により、病気に対する抵抗力をある程度もらいますが、胎内で無菌状態で育った赤ちゃんにとっては、出生直後から様々なウイルスにさらされることになります。そういったリスクから守る手段として予防接種は有効なものとされています。

 



「ワクチン」で妨げる病気=VPD(Vaccine Preventable Diseases)



 感染すると重症化する可能性がある病気は数多く存在しますが、これらの病気のうち、ワクチンで防げる病気をVPDと言います。

 重症化例を挙げると、ヒブ感染した場合、細菌性髄膜炎を起こし、脳の中に膿が溜る脳瘍や脳脊髄液が増え水頭症になることがあります。また場合によっては、後遺症が残ったり、最悪の場合は亡くなる子どももいます。細菌性髄膜炎になった症例の約6割がヒブ感染によるものだというデータもあります。

 欧米では1980年代にワクチンが開発され、子どもたちにワクチン接種をすることで、ヒブによる細菌性髄膜炎が99%減少したそうです。

 日本では、それから20年近く遅れて、2013年から定期接種化されています。

 ヒブをはじめとして、VPDは色々な積み重ねがあって、定期接種化され、また任意接種などのワクチンについても接種が推奨されているのです。















































ワクチンで防げる主な病気
[定]結核(BCG) ・B型肝炎
[定]ジフテリア・百日せき・破傷風 ・ロタウイルス
[定]ポリオ ・インフルエンザ
[定]麻しん(はしか) ・A型肝炎
[定]風しん ・おたふくかぜ
[定]日本脳炎  
[定]ヒブ感染症  
[定]小児肺炎球菌  
[定]水ぼうそう  
[定]ヒトパピローマウイルス感染症  


※[定]の病気については、市町村が公費負担で予防接種を実施しています。

 



適切な時期に摂取する 生後2か月から始めることが肝心



 VPDの原因となるウイルスは、そこら中に存在しており、保育園などの集団生活に身を置くことで感染率が上がります。発症せずともウイルスを体内に取り込んでしまうと、その後ワクチン接種をしても集団生活をすることで通常より病気に感染するリスクは高まります。先ほど例に挙げたヒブにおいては、集団生活が始まる前、生後2か月で接種する事が重要です。

 この生後2か月を機に予防接種がスタートし、世のお母さんやお父さんは、この時期から始まる予防接種の多さに驚くとともに、スケジュールを立てる難しさ、子どもの体調次第で予防接種できないなど、スケジュール通りにいかないもどかしさ、こんなに多くの予防接種を受けさせる必要があるのか、副反応は大丈夫なのかと思う人も決して少なくないと思います。

 



加齢と共に低下する免疫力



 免疫力は20代、30代にピークを迎え、40代以降は加齢とともに低下していくそうです。

 免疫力が低下してしまうと、それだけ感染症などの病気にかかるリスクが高まるので、高齢になればなるほど病気や感染症になりやすくなり、高齢者にとっては、ちょっとした病気でも命に関わる危険があるのです。

 



インフルエンザによる高齢者の死亡率 1.24人(人口10万人あたり)



 先日新聞に、沖縄県におけるインフルエンザの高齢者の死亡率が全国に比べて高いという結果が掲載されました。死亡率が高い原因は不明とのことですが、ワクチン未接種者が多いという現状もあるようです。

 そういったリスクから身を守るために、流行前のワクチン接種が有効であることが確認されています。

 



家族や周囲の協力



 現代社会においては、核家族化が進み、家族がそれぞれで生活するスタイルが一般的となっています。そのため高齢者が一人で生活している場合も少なくありません。

 宮里さんが言うように、高齢者は免疫力だけでなく、体力や筋力が衰え、自分一人で出来ない事が増えます。

 親から子への愛情があるように、子から親への愛情もあります。

 両親や祖父母のところに遊びに行った時に「予防接種受けた?」と声をかける、それも愛情であり思いやりです。それが高齢者の感染症や重症化を防ぐためには重要であり、健康で幸せな生活を送ることにつながります。


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