【学推担当より】第2回かみもり学習大賞について

公開日 2025年12月15日

学力向上推進担当の眞榮城です。

重ねての紹介になりますが、今年度から新たな取り組みとして「かみもり学習」がスタートしています。

本取組は児童が家庭で「自学自習すること」(児童が自分の学習を自分で選択、調整できるようになること)を目的としています。

 

具体的な行動例でいうと(あくまで一例です)

高学年:テストが近いので、テストに向けて苦手な問題に取り組む

中学年:授業でわからなかった問題に取り組む、または予習する

低学年:自分の好きな学習に取り組む

といった様に学習に取り組むことを目的としています。(詳しくは4月に配布した「家庭学習のすゝめ」を参照してください。)

 

さて、7月の学校評価アンケートのご意見で「低学年は学習習慣が身についていないので、かみもり学習は難しい」との声がありました。

その通りだと思います。だからこそ保護者の方には、その子に合った学習を、その子に適した時間取り組むこと(学習のサポート・見守り)をお願いしたいのです。低学年のうちから取り組むと習慣化しやすくなります。(家庭で自主学習に取り組む習慣を身につけるという点においては、学年を重ねていくごとに難しくなるのではないでしょうか。)

保護者のサポートは、【一緒に内容考える、一緒に取り組む、声をかける、マルをつける】等が考えられますが、児童の実態に合ったものが1番です。お子さんと一緒に取り組みながら、良いやり方を見つけていくといいと思います。特に小学校低学年の児童は身近な大人が「ちゃんと見てくれている(=自分の行動を認められている)」実感があるだけでも頑張れるものです。

私は10月から2年生の担任を代行していますが、できるだけ毎日がんばりノート等にコメントを書いています。すると宿題以上のページ数をやってきたり、日記が長くなったりする児童がとても増えました。(推奨は特にしていませんが、児童が「今日は○ページやってきたよ」と言うと、必ず「すごいね」といった旨の返事をしています)これが児童が、身近な大人が「見てくれている」と感じる効果です。

 

先日、第2回の「かみもり学習大賞」を実施しました。

日頃のかみもり学習を共有することで、児童が気づき(ヒント)や刺激を得ることを目的としています。

校内放送で児童に紹介したものを掲載します、かみもり学習を見守る際のヒントになれば幸いです。

(児童玄関の掲示板にもありますので、ご来校の際はご覧ください)

第2回かみもり学習大賞[PDF:8.38MB]

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