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  海洋プラスチックごみ調査

  生きもの観察会

令和元年度 てだこ環境調査団

調査結果 ~海洋プラスチックごみ調査~

・以下の集計結果から空寿崎にも多くのマイクロプラスチックを含むプラスチックごみがあることがわかった。




【地点ごとの状況】

 汀線付近

・5mmより大きいごみは2種類確認され、比較的大きく重いごみであった。波の力で再び海中に運ばれるごみもあるのか、種類数・個数は共に他の地点にくらべると少なかった。

・5mm以下のごみは摩滅が進んでいるものが多く、種類まで特定できるものは発泡スチロール細片であった。


 汀線より陸側

・5mmより大きいごみは8種類確認された。タバコのフィルターが一番多く確認された。

・5mm以下のごみは5種類確認された。汀線付近と違い、摩滅が進んでいるごみは少なく、種類が特定できた。


 植生帯付近

・5mmより大きいごみは8種類確認された。8種類の中で特に目立って個数が多いごみはなかった。

・5mm以下のごみは7種類確認された。摩滅の進んでいるごみ以外は、汀線より陸側のごみと似た種類となっていた。



【ゴミの種類・大きさによる状況】
・錆びた鉄、釣り糸、ガラスの3種は5mmより大きいごみのみで確認された。一方、紙のごみは5mm以下のごみのみで確認された。


【まとめ】
5mmより大きいごみでは、プラスチックごみが6種類(全体の54.5%)、16個(同、42.1%)であった。 5mm以下のごみでは、プラスチックごみが6種類(全体の60.0%)、22個(同、75.9%)であった。 5mm以下のごみでは、プラスチックごみの割合が高かった。




海洋プラスチックごみ調査の説明

海洋プラスチックごみ調査の説明

ふるい作業

マイクロプラスチックの拾い出し



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