ハブ咬症防止運動の実施について ~注意で防ごうハブ咬症!ハブ対策は環境整備で!~

記事番号: 1-4575

公開日 2023年09月01日

 沖縄県には猛毒をもつハブが生息しており、年間約60件のハブ咬症(こうしょう)被害が発生しています。これまでのハブ対策の推進により、近年はハブ咬症による死亡者は、ほとんどみられなくなっていますが、未だ住宅敷地内でのハブの目撃・咬症事故が多い等、県民の日常生活に及ぼす影響は計り知れません。
 このようなことに鑑み、広く県民に対し、ハブ咬症についての注意を喚起するとともに、ハブによる被害を未然に防止するため、被害の多い9月から11月を「ハブ咬症防止運動」月間と定め、ハブ咬症防止運動を実施します。

注意 ハブ咬症防止運動実施中 注意

期間:9月1日~11月30日

 

ハブを見つけたら→110番(警察へ)
ハブにかまれたら→119番(消防へ)

 

ハブ対策について

環境整備をして、ハブ咬症を未然に防ぎましょう

1 隠れ場所をなくす
 石積みなどの穴を埋める。
 不要な木材、産業廃棄物などは野積みせず片付ける。

2 侵入を防ぐ
 屋敷や畑の周りをナイロン網のフェンスで囲む。
 家の周りを高さ150cm以上の塀で囲む。

3 ゴミなどを放置しない
 ハブの餌となるネズミなどが集まらないようにする。

4 空き地の適正管理
 空き地やお墓などを所有、または管理している方は、雑草が伸びすぎないように、こまめに草刈りや清掃をする。
 

農作業時や草刈り時の注意

 必ず長靴をはきましょう。見通しの悪い草むらでの作業は、最初に草刈り機を使用し、鎌などによる手作業はできるだけ避けましょう。
 

山歩きやキャンプの注意

 草むらを歩いたり、木の洞などの穴の中に手を入れるのは危険です。長靴、ブーツ、防具などを着用しましょう。夜間は懐中電灯を持って行動し、テントのファスナーを閉めましょう。万一に備え、応急措置法、ハブ抗毒素のある医療機関の場所と連絡先を確認しておきましょう。
 

ハブに咬まれたら

1 まず、慌てずに、ハブかどうかを確かめます。
 ヘビの種類が分からなくても、ハブなら牙のあとが普通2本(1本あるいは3,4本の時も)あり、数分で腫れてきてすごく痛みます。

2 大声で助けを呼び、すぐに医療機関を受診しましょう。
 走ると毒の回りが早くなるので、車で病院に運んでもらうか、ゆっくり歩いて行くようにしましょう。

3 病院まで時間がかかる場合は、包帯やネクタイなど、帯状の幅の広い布で、指が1本通る程度にゆるく縛ります。
 血の流れを減らす程度にゆるく縛り、15分に1回はゆるめましょう。決して細いヒモなどで強く縛ってはいけません。
 恐怖心から強く縛ると血流が止まり、逆効果になることもあります。
 

ハブトラップ(捕獲器)の設置

 お住まいの地域でハブを目撃し、逃げてしまった場合はハブの捕獲器を設置します。
 ハブの捕獲器は無償で貸出しを行っています。お気軽にご相談ください。

 

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↑浦添市内の住宅地で捕獲されたハブ

 

 沖縄県ホームページ:ハブについて

市民部 環境保全課
住所 沖縄県浦添市安波茶一丁目1番1号/本庁5階
TEL 098-876-1715
FAX 098-876-9467
お知らせ 問い合わせはメールはこちら

 

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