オオコウモリは、夜間に、果実などを食べます。また時折 "キーキー　キャーキャー"と高い声で鳴きます。昼間は、木の枝などで休んでいます。

フクロウの仲間のアオバズクは、夜間に、餌を捕まえて食べたり、"ホウホウ、ホウホウ"と鳴いたりします。昼間は、樹洞の中などで休んでいます。

ハブは昼間にも活動しますが、夜にも活動します。また、地面にも、木の上にもいることがあります。ネズミなどの小動物を捕まえて食べます。

木の幹で活動するミナミヤモリ

ヤモリの仲間は、夜間に、活発に動き回って、小さな昆虫などを捕まえて食べます。昼間は、樹皮の裏などの物陰に隠れています。

カエルの仲間は、昼間も活動しますが、夜間にはより活発に動き回ります。繁殖時期にはたくさんの個体が水辺に集まり、大合唱となります。オキナワアオガエルは"リリリ・・・"と鳴きます。

コロギスの仲間は、夜間に、ほかの昆虫などを捕まえて食べます。昼間は、葉の裏などの物陰に隠れています。

ウマオイの仲間は、夜間に、ほかの昆虫などを捕まえて食べたり、"スイチョ　スイチョ"と鳴いたりします。

タイワンエンマコオロギは、昼間にも夜にも鳴きます。鳴き声には３種類あり、普段は"コロリーリー"と張りのある美しい声で鳴きますが、雌を見つけたときには"ルールー"とやわらかく、また雄同士で闘争するときは"キリッ、キリッ"と鋭く鳴きます。雑食性で、動物質のものを好んで食べます。

セミの幼虫は、夜間に、土の中から出てきて、木の幹などにつかまり、羽化し、成虫になります。

葉の上にとまっているキイロヒトリモドキ

多くのガの仲間は、夜間に、花の蜜や樹液などを訪れ、吸汁します。昼間は、葉の裏などの物陰に隠れています。

★★昼行性の動物★★

昼に活動をする動物の夜の姿を紹介します。

昼間に活動する鳥は、夜間に、木の枝などで休みます。メジロは２羽で寄り添うように休んでいる姿がよくみられますが、写真のメジロは１羽です。

チョウの仲間は、夜間に休みます。休む場所や休む姿は種類によってまちまちで、イシガケチョウの場合、葉の裏などに逆さになって休みます。