● くちばしの形

 水鳥(シギ類)たちを観察していると、くちばしの形の違いに気が付くと思います。くちばしの長さ、曲がり具合などに差があります。
 クチバシの形の進化は、干潟などにクチバシを差し込んで餌を捕らえることと関連しています。シギたちは、このくちばしを上手に使い、カニやゴカイなどを捕らえて食べます。
 長い脚で干潟などを歩きながら、クチバシを地面に差し入れ、カニ類やゴカイ類などを探し出して食べます。

 



カニを捕らえたキアシシギ

 

チュウシャクシギのくちばし

長くて下に湾曲しています。

キアシシギのくちばし

短めで、まっすぐな形です。

キョウジョシギのくちばし

短いくちばしで、貝類などを食べます。

キアシシギの採餌の様子

砂の中に逃げ込んだカニなどを捕らえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 浦添市環境マップ - 自然の残された見どころ - 小湾川下流の環境