小湾川中流の環境

 

 小湾川は浦添市前田より流れ出て、経塚、安波茶、大平と市街地を抜けて、国道330号と交差し、さらに流下して行きます。この上流域から中流域にかけては、浦添工業高校の脇にある「あじさい公園」をはじめ、河川沿いに樹木や草花が生い茂り、市街地の中では比較的緑地が残っている地域です。

  また、上流~中流域の河川は、洪水などの被害を防止するために護岸(ごがん)が整備されています。コンクリートで岸や川底を固める護岸は、川の生きものの生活場所を奪ってしまいますが、ここの護岸には生きものに対する配慮が見られます。生きものへ住みかを提供するために、河床にブロックが不規則に敷かれたり、護岸に穴が開いていたりします。また河川の堰(せき)には、魚が上れるように魚道(ぎょどう)が設置されています。

環境案内

 自然観察に行くときの見どころ案内です。中流域には「あじさい公園」があって市民の憩いの場になっています。身近なところにいる昆虫を見てみましょう。

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通し回遊(とおしかいゆう)ってなあに

  川の生きものの中には、海と切っても切れない関係を持っている種類がたくさん棲んでいます。いったいどんな関係を持っているのでしょうか。そして、小湾川の中流域ではどんな生きものが、海との関係を持っているのでしょうか。

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生きものの種類

 どんな生きものがいるのか見てみましょう。

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▲あじさい公園


▲あじさい公園の水辺


▲河床のブロック


▲護岸の穴


▲魚道